PDFのページを開いた時に実行されるAcrobat Java Script のサンプル

JavaScript例(2)

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//—————–XMLタグは編集できません——————–
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//<Page-Actions>
//<ACRO_source>Page1:ページを開く:Action1</ACRO_source>
//<ACRO_script>

/ 頁を開いた時にJava Scriptを実行する例 /
app.alert(“PDFの頁が開かれました。”);
//</ACRO_script>
//</Page-Actions>

【実行結果】
実行結果

【補足】

  • <Page-Actions>」タグがページを開いた時のイベント指定になっている。
  • /* 頁を開いた時にJava Scriptを実行する例 */ でなく
    / 頁を開いた時にJava Scriptを実行する例 / でもエラーにならない。

Acrobat™ JavaScript とは

Acrobat™ JavaScript とは、
 
電子文書フォーマットのPDF ドキュメント(PDFファイル)の内容を簡単に操作できるようにする為に、オブジェクトやメソッドが追加された、Acrobat用のJavaScript拡張言語です。
 
JavaScriptのコア(基本)部分に更に機能を追加している。
 
キーボード

ブラウザ画面の文字サイズを変更するショートカットキー

  1. [ CTRL ] + [ + ]  :  文字を大きく
  2. [ CTRL ] + [ ]  :  文字を小さく

Shortcut Keys

  1. [ CTRL ] + [ + ]  :  Up the font size
  2. [ CTRL ] + [ ]  :  Down the font size

ボタンを押した時に実行されるAcrobat Java Script のサンプル

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//—————–XMLタグは編集できません——————–
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//<AcroForm>
//<ACRO_source>Button1:Annot1:MouseUp:Action1</ACRO_source>
//<ACRO_script>

/ ボタンを押した時に実行されるJavaScript /
var wd = this.getPageNumWords(0);
console.show();
console.println(“文字数=”+wd);
}
//</ACRO_script>
//</AcroForm>

【実行結果】
JavaScript実行結果(1)

【補足】
上記の例で重要なのは、青色の部分。Java Scriptでは「//」が文字の先頭にあるとその行は「//」以降はコメント扱いになると説明がある。しかし、Acrobat Java Script では「//」行にイベントの記述が出来る、みたいだ。
上記の例はPDFドキュメント上にあるボタンをクリックした時にイベントが関連つけられている。それが上記の内容となっている。その頁上にある文字数をコンソールに表示する。